2011年10月20日
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USB1.1のNightmare・もう寝たいのに寝られない!

Written By: 川俣 晶連絡先

「3TBのUSB外付けドライブを確保したので、160GBの外付けドライブ(4,5台ある)の中身をこれに集約しようかなと思った」

「そうか。全部入れても、半分にもならない容量だね」

「そうだ。スペース節約に非常に役立つ」

「ならどんどんやればいいじゃん」

「ところが、思わぬ伏兵がいた」

「なんだい?」

「160GB時代ってのはUSB 1.1時代なんだよ」

「えっ?」

「実はUSB1.1じゃやばいってのは分かっていたから、IEEE-1394にも対応しているドライブを揃えていた」

「そうか」

「でもさ。今自宅のメインで使っているマシンは1394端子無いんだよ」

「えー」

「1394端子がある録画VAIOは稼働しているから、それに接続することが出来ないわけではない。でもさ。そのVAIOが持ってるUSB端子も1.1なんだよ」

「つまりこういうことか。1394端子があるマシンはUSB1.1。USB2.0のマシンは1394端子が無いと」

「そうだ。それ以前に、Windows XPの旧世代のVAIOでは3TBドライブを認識できない問題もあるけどな」

「それでどうした?」

「1回、メインマシンに160GBドライブと3TBドライブを接続して転送してみた」

「それで?」

「USB1.1が律速になって、ほぼ2日掛かったよ」

「それは掛かり過ぎだ」

「2台目は、もっとマシな対応ができないか、試してみた」

「どんな方法?」

「100BASEの有線LANを経由して、IEEE-1394端子のあるマシンと、USB 2.0端子のあるマシンでファイル転送した」

「つまり、こういうことだね」

  • 160GB HDD→1394→VAIO→100BASE→メインマシン→USB2.0→3TB HDD

「そうだ」

「結果はどうだった?」

「転送開始時のWindowsの予測では4時間ちょい。他のLAN経由の転送を多く割り込ませたので実際はもっと掛かっていて、予測時間は伸びてしまったがそんなものだ」

「劇的な改善じゃないか」

「まあな。LANを経由すると不安定になる恐れもあるので、できれば避けたかったが、これだけ差が出ると有りがたい」

「でもさ。ここまで来るとGbEとかUSB3.0が欲しいよな」

「自宅は基本が無線LANで、でかいファイルを転送するときだけ有線をつなぐんだ。それにGbEは未対応の古いPCもあって、イマイチ気が乗らない」

「USB3.0は?」

「3TBドライブのケースとして3.0対応の製品を選ぼうかと思ったけどやめた」

「どうして?」

「本体側にUSB3.0対応モデルがまだ持ってないんだよ」

「ぎゃふん」

悪夢は続くよどこまでも §

「だがしかし、仕事場のルーティングがおかしくなっていて、ルータ再起動のために深夜仕事場へ」

「大変だね」

「戻ったらファイルコピーがエラーで止まってた。どうもファイルシステムがおかしくなってたみたいで、chkdsk予約して再起動して修復した」

「悪夢は続くよどこまでも、だね」

「悪いニュースは団体で来るものさ」